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王允の養女、貂蝉。
ともすれば、三国志のヒロインとして扱われがちな彼女も、
蒼天航路では醜女として登場し、
自らの目蓋を切り裂いて「整形美女」へと変異する驚愕の存在でした。
多くの三国志が、主として三国志演義のエピソードを盛り込む中、
蒼天航路は正史の記述を元として描かれているのですが、
時折、演義に基づいた演出が混じりました。
この貂蝉はその最たるもので、演義において創作された存在にも関わらず
重要なキャラクターとして、物語序盤を盛り上げています。
自傷整形によって、朱を引きながら現れた顔は、
内在していた野心が鎌首をもたげたかのような凄みを湛え、
生まれ変わった美女と言うよりも、
新たに現れた、乱世の英雄であるかのような印象がありました。
胸像は、左半分を整形前、右半分を整形後として造形しています。
実際にこんなシーンはありませんでしたが、
蒼天航路の貂蝉を表すならば、こうでは無いだろうか、と。
ちょうど一ヶ月前、あしゅら男爵を作っていたのは、何かの因縁でしょうかね。
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