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■35年ほど前になるでしょうか。
 
最初のガンプラブームの折、自ら組み立て、改造したプラモデルに乗り込み、
シミュレーションの中で戦い、競い合う、
今で言うビルドダイバーズそのものと言えるような漫画がありました。
コミックボンボン掲載、やまと虹一/クラフト団著、「プラモ狂四郎」です。
 
■浅井の世代(1973年1月生)、
ことキャラクタープラモに魅せられた子供たちにとっては、
通過儀礼に等しい程、多くの子供が夢中になった漫画でした。
野球少年がドカベンに、サッカー少年がキャプテン翼に夢中になったように、
ガンプラ少年たちは、プラモ狂四郎に魅せられたのです。
 
プラモ狂四郎には実在する数々のモデラーが、
少年たちの偉大なる先人として登場しました。
中でも、大きな存在感を発揮していたのが、
模型製作集団「ストリームベース」小田雅弘さんです。
ストリームベースは、「初代メイジンカワグチ」こと川口克己さん、
(これはビルドファイターズの中で生まれた設定で、
バンダイの川口名人として知られている方も多いかと思います)
また「ガンダム・センチネル ALICEの懺悔」を執筆された高橋昌也さんという、
まさにレジェンドしか居ないようなメンバーの中にあって、
象徴であるかの如く、センターに居られたのが、小田雅弘さんでした。
  
ストリームベースの方々は、模型誌等で活躍されているモデラーさん達で、
今は電子書籍化されているHOW TO BUILD GUNDAM (同2)でも、
その伝説的な作例の数々を目にする事ができますが、
まさにキャラクターモデルにおける、スターモデラーの走りであると言えるでしょう。
(ちなみに、1には読者投稿で、2ではライターデビューをされているのが、
マックスファクトリーのMAX渡辺社長です)


  
■小田さんはその後、ガンダムZZのメカデザイン周りや、
メカ原型師として活躍された後、模型業界からは一歩引かれてしまうのですが、
近年また、トイズプレス社の「TOYSUP!」にて、
模型に関するコラムを執筆されておられます。
2015年には、「模型歳時記」「ガレージキット誕生物語」
という2冊の本を執筆されていますが、ついに本命、
ガンプラブーム当時について語られた「ガンダムデイズ」が本日発売になります。
 
  
発売日である本日8月25日と9月1日には、
新宿曙橋のギャラリーマニマニにて、
表紙を描かれた小野沢有治さんの展覧会と共に、小田さんのサイン会が行われます。
(8月26日に、イエローサブマリン秋葉原本店でも行われるそうです)
 
 
当時の空気を知る方は勿論、
ビルドファイターズやダイバーズを切っ掛けにガンプラに興味を持たれた方も、
この機会に「ガンプラモデラーのはじまり」に触れられてみては如何でしょうか。
小田さんとお会いできる機会は、そうそう無い事だと思いますので。
 
 
■何故そのサイン会当日に突然、無関係の浅井が、
それも開始数時間前とかにこんな更新をしているのかと申しますと、
僕も今日、サインを頂きに行くつもりなのですが、
出発前に当時の資料を色々と見ていたら、なんだかもうたまらん感じになってきて、
こんなことを書いてしまっているわけです。
 
平成最後の夏に、昭和にあったひとつの歴史の始まりに思い巡らせるのは、
ガンプラブームの中を過ごした模型少年の一人として、ちょっと感慨深く、
多少なりと、気持ちを共有させていただければ嬉しく思いました。
  
■ガンダムデイズ
※既刊の模型歳時記には、モデリズムの小林和史さんが、
ガレージキット誕生物語には、浅井が寄稿させていただいております。
  
■小野沢有治ガンダムデイズ展
2018年8月25日(土)~9月1日(土)


12:00~19:00
※日曜日は18:00終了
※8月25日(土)は17:30終了


 
■小田雅弘サイン会
2018年8月25日(土)15:00~16:30
2018年9月1日(土)14:00~15:30
Gallery MANIMANI / ギャラリーマニマニ
東京都新宿区荒木町23-4 曙橋ビル 1F


 
2018年8月26日(日)15:00~
イエローサブマリン秋葉原本店☆ミント.
東京都千代田区外神田1-15-16.



 
 
 

■こんなの見つけました。
ストリームベース特別座談会(YouTube)
1 https://www.youtube.com/watch?v=b7QRZsus_dw
2 https://www.youtube.com/watch?v=hJO4CXZDSgc
3 https://www.youtube.com/watch?v=NlJ8b-2XBR0




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■先の日曜日、ワンダーフェスティバルに参加されました皆様、
遊びにお出でいただいた方もディーラー参加の方も、お疲れ様でした。
  
当日は例によってアドレナリンでそれなりに動いていたものの、
メガミデバイスのトークイベントに合わせて体力を温存していたこともあり、
殆ど動けず終いで、多少悔いの残るワンフェスでありました。
翌日は「あれ?元気だ!すぐ仕事できる!」
という妙なスイッチが入ったものの、それは勘違いスイッチなので、
火曜の夜には潰れてしまい、ようやく調子の戻ってきたような有様です。
歳ですね。
なにせ、カロッゾ・ロナと同じ歳ですから。怖かろう。
 
 
コトブキヤ様のブースでは、
不安になるくらいのメガミデバイスの発表物がありましたが、
こと自分に直結する範囲では、メガミと武装神姫のコラボアイテム第二弾が、
島田フミカネさんのエーデルワイスに続き、
BLADEさんタオニャオになった事と、伴って、
専用と言って良い大幅な改修を加えた素体が発表になったことでしょうか。
これまで、メガミは共通規格である事を重視してきましたが、
過去作から続く十数年に渡る同サイズに縛られるのも潮時かと、
キャラごとに素体を細かく変更する方向へと舵を切ることにしました。
こと、BLADEさんの絵の再現に関しては長年の心残りでありましたので、
ようやく心残りが果たせそうに思います。
プラモデルは開発期間が長い為、明確な反映はアリスギアのシタラあたりからで、
もう少々お待ちいただくことになるとは思いますが、
メガミデバイスの新たな段階にご期待いただければ幸いです。
 
 
グッドスマイルカンパニー様チトセリウムは、
第二弾となる「カーボニア」の発表と、プラモデルとしての分割が発表されました。
カーボニアは原型的にはまだ中途で、これから変更が入ると思いますが、
シンボリックなプラチナムと比べて、
遊びの幅の広さを見込んだキャラクターになっています。
もちろん、身長ほどの大きな盾と槍も含め、あの箱の中に収納が可能です。
また、プラチナムの分割はかなり面白いものになっており、
僕から見てまあ無理だろうと思っていた色分けも、分割で成し遂げています。
製品としての仕様をご覧いただけるのもそう遠くないと思いますので、
こちらもお楽しみに。
 
 
アルファマックス様ダークアドヴェントも、
製品用の設計分割は完了しており、第二弾を鋭意製作中です。
残念ながら当日の展示は間に合わなかったのですが、
第一弾とはまた別系統のスケブン絡ませ方が出来るようになっております。
アルファマックスさんは、本社を香港に置くメーカーさんなのですが、
それ故か、開発の機動力が高く、第一弾の製品化スケジュールも、
自分の知る速度よりもかなり早いペースで動かれています。
お届けできるタイミングも、案外早いのでは無いかと思います。
引き続き、ご期待いただければ幸いに思います。
 
 
■さて、今回は殆ど会場を回ることができなかったのですが、
それでも立ち寄れたいくつかの場所で、とても嬉しい事がありました。
メガミデバイスの改造パーツを販売されているディーラーさんがとても多く、
また、自分の見かけた範囲では、多くの場合売り切れていたことです。
話す事のできた何人かのディーラーさんは、
「ちょっと前に思いついて、勢いで作って今日売りました」
というような事も仰っていて、これは本当に、自分にとって嬉しい事でした。
 
かつて、武装神姫が当日版権申請の1位になった事がありました。
その申請の多くは、既存のキャラの立体化ではなく、
武装神姫の枠内での、オリジナルキャラ、オリジナルパーツの申請でした。
流行のキャラクターではない「ウチの娘」がたくさん並んだのです。
一度は実現した環境がなくなってしまった事は、自分にとって大変無念なことであり、
その無念さは、今行っている活動の直接的な動機となっています。
 
思いついた事を勢いのまま形にし、複製してワンフェスの卓に並べ
そうして頒布されたものが広く受け入れられる環境。
それがまた見れたな、と思いました。
 
当日版権という、正しい手続きであるが故に、
作り手としての勢いだけでは走れないジレンマ。
誰にも縛られないオリジナルであるが故に、
多くの作品の中、気づいてもらいづらいジレンマ。
そういったジレンマを越える、ちょっとした切っ掛けになれば、
こんな嬉しい事は無いのです。
  
思い付いたら作って売ろうぜ。
売れたら肉食って玩具買おうぜ。
僕ら、そんな簡単な理想で生きてます。
 
 
次回も、また。
 
 
 



■WF当日です。
4-12-05に居ますが、スケジュールやら何やら、諸々上手くいっておりませんで、
会場のどこかでダウンしてると思います。
イベントのたび、何とか土壇場でまくってきた感じでしたが、
今回は色々と無理が出てしまいました。
 
夕方16時から終了までのタイミングでは、
コトブキヤさんでメガミデバイストークショーがありますので、
終日会場には居るはずです。
宜しければおいで頂ければ幸いです。
 
 
できれば、しばらくお休みしたい感じです。
ちょっとしんどい昨今であります。
 
3dcreators.jpというサイトにて、「3Dプリンタの明日を妄想する」
というリレーコラムが連載中です。
 
先日更新された第七回で、FDM型3Dプリンタ「Qholia」の開発者である、
古川多夢さんよりバトンを頂き、浅井もコラムを書かせて頂きました。
主に、自分が3Dプリンタに望んできた理想の変遷について触れております。
  
http://3dcreators.jp/column/ms_07.shtml
 
 
 
次回のバトンは、ボンクラーズ総長さんにお願い致しました。
回し続けるだけで精一杯になってしまう浅井には真似できない、
3Dプリンタを使う事自体がエンタテイメント化する、稀有な方だと思います。
 
ご一読いただければ幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
 
 
 

  
  
■ところで、来週はワンフェスです。
これまでに無くパンクしそうです。もといパンクしてます。
昭和の外人レスラーの如くに、「ギバーップ!ギバーップ!」とか叫びたい。
 
 


■既に多くの方がご存知かと思いますが、
去る7月12日、イラストレーター/漫画家の梶山浩さんが急逝されました。
昨日7月19日には故郷の浜松にてご葬儀が行われ、
最後のご挨拶に伺わせて頂きました。
 
 
■もう20年近く前になりますが、
島本娼弘さんが提唱された「炎のロボット甲子園」という企画があり、
自分が梶山さんと出会ったのはその際の事でした。
 
以降、お仕事を共にする事は無かったのですが、
(知らない所で、実は同じ作品に参加していたことはありました)
互いに理屈を積み上げるような会話を好んだ事もあり、
その後も長電話を交わすご縁を持たせて頂いておりました。
 
出会った頃から病を抱えておられましたが、摂生され、
近年もこれから出来る事の可能性について話されていただけに、
残念でなりません。
 
 
  
梶山浩さんのご冥福をお祈り申し上げます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
■認めたくない出来事が続いてしまいました。
皆様の健康、切に祈っております。


 

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