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■去る、5月25日に、病気療養中であった、
イラストレーターの、はしもとしん/橋本晋さんがご逝去されました。
■彼のお仕事は、角川書店つばさ文庫における、
宗田理先生の「ぼくらの」シリーズや、
エンターブレイン刊行の「コッペとBB団」等、
多くの方が知っておられると思いますが、
模型イベントで浅井のブースに足を運んで下さっていた方には、
パラベラムやアウタスキンのパッケージ、
箱に入らないマニュアルを収めたクリアファイル、
古くは、ガジェットドライバのイラスト等で目にされた方もおられるかと思います。
もしかすると、
「浅井のブースで何故かトランスフォーマーをいじっているスタッフらしき人」
という形でご記憶にある方もおられるかもしれません。
■はしもと君と出会って20年以上になります。
知り合った当時の彼は、大学のあった三重県に住んでいたのですが、
関東移住の際、すぐ近所へと越してきてくれて、
それから、病となるまでの長い間、ずっと近くにいました。
肌寒い時期でもサンダルばきのまま、自転車に乗ってどこまでも行くような子で、
笑みを絶やすこと無く、常に玩具で遊んでいて、
彼を嫌う人は存在するまい、と思えるくらいに、誰からも愛されました。
こういう時だから言うのでは無く、
本当に、愛されたのです。
彼を知る人は皆、そう言うと思います。
一年半に渡る闘病生活の間、和歌山のご実家に、
月に一度ほど伺わせて頂いていたのですが、
3月下旬に会えたのが、最後となりました。
■旅立った人について話すのが苦手です。
ともすれば、自分を飾る言葉にも出来てしまいます。
でも、彼の存在はあまりにも近く、
共通する場の中で、彼を知り、彼と触れ合った方も多いと思いましたので、
少し書かせていただきました。
橋本晋さんのご冥福をお祈り申し上げます。